ケビン、ボブと並んで「ミニオンズ」の主人公の一人、スチュアート。
予告編では空腹のあまり暴走したり、消火栓相手にナンパしたり悪ノリした様子を見せたりとギャグキャラとして活躍してくれそうな様子を見せてくれていました。実際映画中でも、ギャグキャラとして大活躍。
スチュアートが何故ボス探しの旅に加わったのか謎でしたが、仲間のミニオンによるいたずら(スチュアートが志願したようにケビンに思わせた)で、スチュアート本人はわけがわからないまま参加することになった…という理由だったんですね。ケビンが真剣に志願者を募っているのにやってはいけないいたずらだと思いつつも、あの展開は微笑ましかったです。
スチュアートはケビンやボブほどストーリーで重要な役割を果たしてはいないものの、要所要所でギャグキャラとして観客を楽しませてくれて、ムードメーカーとしてストーリーを盛り上げてくれていました。スチュアートの存在があるからこそケビンとボブが引き立つ、いわゆる引き立て役ポジション。
故郷を離れたことも別にたいしたことないと思ってて(パンフレットのインタビュー記事参照)、どんな状況もマイペースに楽しんでいる、ある意味しっかりしたミニオンなんだなあと思いました。
個人的にスチュアート関連のお気に入り場面は
・空腹のあまり、ケビン&ボブをバナナと間違えてしまう
・レコードジャケットに自分を投影して妄想
・ヒッチハイクをしようとして失敗してふてくされる
・ウォルターJrのヨダレがかからないようふーふーと必死に息を吹いてよだれから顔を守ろうとする
・エリザベス女王の王冠を奪おうとして返り討ちにされる
・スーパー・メガ・ウクレレをもらって超絶ギタープレイを披露
です。
他にもスチュアートは笑える場面がいっぱいあるので(というか全部の場面が見所満載ですので)、まだ映画を観てない方はぜひ観てみてください。
ただボブ(の目の前に止まったハチ)を殴るシーンだけは、ボブがかわいそうで苦手でした。ボブが可愛いだけにあのシーンは賛否両論あると思います…。