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ミニオン愛し隊

映画「怪盗グルー」シリーズやミニオンについて語っているブログ

スカーレットについての感想 ※ネタバレ感想あり


「ミニオンズ」ではケビンたちのボスになったと思いきや、後半は最大の敵として立ちはだかるスカーレット。

スカーレットは、ケビンたちを地下牢に閉じ込めたり、捕まえたスチュアート&ボブを火あぶりよろしく爆弾の山の上に置いて処刑しようとしたり、ボブからティムを取り上げたり(ボブに言う台詞『要らないでしょ、あの世じゃ』がかなり辛辣)、ミニオンたちをウズラの卵軍団(吹替版では【メガネバナナ】)呼ばわりして『恨むならケビンを恨みなさい』と攻撃するところとか本当に怖くて、ミニオンたちがかわいそうと言えばそうなんですが、でもどうしても嫌いにはなれないです。

スカーレット自身、子供時代の辛いトラウマから今の性格が醸成されてしまったようですし、ハーブに対する一途さやデレデレぶりを見るにつけ、誰からも嫌われるタイプの悪役ではないと思いました。

 王宮ライフを満喫していたケビンたちのところに殴りこんできたときも、『ハーブの発明を利用して…』と自分の夢を壊されたことだけでなく、ハーブの発明品を利用されたことについても怒っていたので、自分のことだけでなくハーブのこともちゃんと考えているんですよね。そういった愛する人のことを考えている一面を見るにつけ、スカーレットを嫌いにはなれないのです。スカーレットのケビンたちミニオンに対する仕打ちに関しては、多分意見が分かれるでしょうが…。 
 
結局映画のラストシーンで、グルーに氷漬けにされて派手な負けっぷりを見せた上、せっかく盗んだ王冠も奪われてしまったスカーレットですが、あの後逮捕されたとしてもハーブと脱獄してどこかでこっそり悪党をやりながら生きていってほしいです。
『城も失ってお先真っ暗…』と言ってましたが、スカーレットにとって一番の宝物は彼女を愛して支えてくれる夫のハーブだと思うし、ハーブがそばにいればスカーレットはまた再出発できると思います。スーパー悪党としてのし上がった根性もあるんですし!
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